脂質②脂肪酸について
おはようございます。
ENter Shibuya Private Studio 代表
パーソナルトレーナー 中西です。
前回に引き続き
脂質のお話をしていきます。
第2弾は
脂質の中でも
脂肪酸についてのお話です。
脂質の種類は前回の記事でお伝えした通り、
脂肪酸、中性脂肪、リン脂質、コレステロール、ステロイドになりますが
その中でも皆さんにも知ってもらいたい『脂肪酸』についてお伝えしたいと思います。
脂質の構成成分でもある脂肪酸は十数種類あります。
全て覚えるとパンクしてしまうので
大別してお伝えしたいと思います。
まず脂肪酸は
飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸の3つに分けることができます。
動物性のものに多く含まれるのが飽和脂肪酸で、主にエネルギー代謝にかかわっています。
特徴として
コレステロールや脂肪を増やすとされており
食品は画像の通り
牛や豚の脂身。バター、ラード、etc...
次に一価不飽和脂肪酸は
LDLコレステロールを減らくす役割があり
アーモンド、オリーブ油や菜種油に含まれエネルギー源としても使われています。
最後に
私がトレーナーの専門学校に通っていた時にパンク寸前になった多価不飽和脂肪酸について...笑
多価不飽和脂肪酸は植物と魚介類に多く含まれ、多価不飽和脂肪酸は
さらにn-6(エヌマイナスロク)系脂肪酸と
n-3(エヌマイナスサン)系脂肪酸の
2種類に分けることができます。
紅花油、大豆油などに含まれるリノール酸に代表されるn-6系脂肪酸は、コレステロールを下げる、ホルモンや発育、脳の働き等にとって重要な役割を果たしています。
魚介類に多く含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)等に代表されるn-3系脂肪酸は、エネルギー源であったり中性脂肪を減らす、脳神経などにとって大切な役割があります。
パンクしそうになりませんでしたか?画像を見てもらえるとイメージが掴めると思います^ ^
以上が脂肪酸についてです。
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